研究活動 2024.04.05 2050 STANDARD HOUSE PROJECT

2050 STANDARD HOUSE PROJECT始動!

日本でも近年、健康のために住宅の断熱性能を高めることが常識になりつつありますが、まだ十分ではありません。このプロジェクトは近畿大学副学長 建築学部 岩前 篤教授のもと、日本の新規住宅及び健康市場における社会課題に、産学官民が真摯に向き合い連携することで、AIのディープラーニングだけではなしえない「体験×知」の集結を生み出します。

そして今の視点ではなく2050年=30年後にも通用するスタンダードハウスを目指して、「住宅の断熱性・気密性」と「健康」の関係を様々なデータを用いて立証、基準化し、日本人の健康と住宅の未来にむけて具体的な手法・実践へと結びつけて参ります。本プロジェクトには、全国からこの想いに賛同する住宅会社16社が参加しています。

泉北ホームは、2014年の岩前教授との出会いをきっかけに住環境と健康との関係に着目し、住宅の性能向上に取り組んできました。岩前教授に助言をいただきながら、断熱・気密性の高い住まいを開発、進化させています。泉北ホームが掲げる「高性能でありながらも誰もが手の届く価格の住宅をつくる」というビジョンを実現するために、本プロジェクトを通して、知識を深め、世の中に普及させていくためのスキームを学んでいきたいと考えております。

本プロジェクトの発案者である株式会社LOCAS Brand Producer小松 昭さんからのお言葉をご紹介します。

日本の住宅の未来を変える!

地域から最先端の取り組みを。

本プロジェクトは、2050年に向けたスタンダード住宅づくりについて、「耐震・省エネ・健康・断熱」をキーワードに、20、30年後もそこで暮らす人々の健康や命を守れる可能性が高い性能を持ち得るように、ともに考え、学び、情報共有していくことを目的としています。
プロジェクトメンバーは全国それぞれの地域を代表する16の工務店が集結しました。本プロジェクトは、これから26年後の2050年、私たちプロジェクトメンバーが積み重ねてきたことが、どんな貢献ができ社会を変えていく力となりうるのか、その軌跡をまとめています。皆さん、この未来を見据えた家づくりという航海を共に楽しんでいきましょう。

※記事は2024/4/5現在の情報です。ご確認のタイミングによっては情報が更新されている場合がございます。

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