ぼくらの家ラボ

暮らし・育児

2021.07.12

効率的な「荷造り」メソッド

あたらしい家に住めるのはうれしいんだけど、引っ越し作業が面倒くさいわ…。
特に荷造りが途方もなくて…。

確かに、ちょっと気合がいるニャよね。
計画的に準備や段取りをすることで効率的に荷造りできるニャよ。
新居での生活を考えながらするとテンションもあがるかもしれないニャ。

「さあ、引っ越しが決まったから荷造りの準備をしよう!」…と意気込んでみたものの、ものが多すぎて何から手を付けていいか分からなくて途方に暮れていませんか?

そこで今回は、効率的よく引っ越しするた荷造りの方法についてご紹介したいと思います。

荷造りの主な準備物

前もって準備しましょう

引っ越しが決まれば、まずは荷物を新居に「持っていくもの」と「持っていかないもの」に分けましょう。
「持っていかないもの」を「捨てる」「売る」「譲る」ことで、家の中にスペースができ、引っ越し作業がしやすくなります。

「持っていくもの」が決まれば、いよいよ荷造りです。
荷造りをするときは以下の準備物を用意しておくといいでしょう。

・段ボール 
荷物の種類によって使い分けられるように。大小サイズ違いを用意しておくと便利です。

・クラフトテープ・布テープ 
底抜け防止のために、段ボールの底は「十字貼り」が望ましいので、意外と量が必要です。

・養生テープ
粘着力が弱いので段ボールの梱包には向きませんが、固定したり、まとめることに便利です。

・はさみ、カッター

・油性マーカー 
注意書きが目立つように、黒インクと赤インクがあると便利です。

・新聞紙  
割れ物の梱包に使うだけでなく、段ボール内の隙間を埋めることにも使えます。

・セロハンテープ、ビニール紐、ビニール袋、輪ゴム 
配線をまとめたり、小物を入れたり、液体のものを梱包するのに便利です。

・ゴミ袋
不要なものを捨てるだけでなく、段ボールに入らないもの、かさ張るものを荷造りするのに便利です。

荷造りの基本

1人で持てる重さに調整

持ち運びやすいように、重いものは小さい段ボールに、軽いものは大きい段ボールに入れて、1人で持てる重さに調整しましょう。
そして、
① 中身(何が入っているのか)
② 部屋の名前(新居のどこに運ぶか)
を段ボールに書いておくと、引っ越し作業がスムーズになります。
新居が一戸建ての場合は、階数の記入もお忘れなく。
段ボールを積み重ねても分かるように、段ボールの側面に書くと分かりやすいです。
「ワレモノ注意」「積み重ね厳禁」などの注意書きも、忘れずに書いておくと安心ですね。

荷造りの順番

使用頻度の低いものからはじめよう

寝室の本棚、リビングのTVボードなど、ブロック別に荷造りをすると、新居での配置がしやすくなります。

まずは使用頻度の低い「普段使っていないもの」から荷造りします。
主に下記のものです。

・シーズンオフの衣類、靴
・シーズンオフのもの(夏なら土鍋、冬ならかき氷機など)
・本
・TVボード内のDVD類
・普段使わない食器・調理器具
・思い出の品
・ストックしている日用品

そのあとに、「引っ越しまでに使うかもしれないもの」を荷造りします。
「使うかもしれないから…」と荷造りを後回しすることはおすすめできません。
引っ越し直前は、最後の荷造りや部屋の掃除で忙しくなるので「引っ越しまでに使うかもしれないもの」は一旦、段ボールに詰めて取り出せるように、段ボールは封をせず置いておきましょう。

引っ越しは計画的に

最後に直前まで使うものを荷造り

最後に引っ越し直前まで使うものを荷造りすれば、完了です。
引っ越し直前まで使うもの=新居ですぐ使うものが多いので、段ボールには「すぐあける」と注意書きを書いておくと荷解きの時に分かりやすいです。

また、現金・通帳などの貴重品は引っ越し業者に運んでもらえないので、引っ越し直前にまとめて、引っ越し当日は肌身離さないようにしましょう。

引っ越しは計画的に

使用頻度の低いものか荷解きを始める

荷造りは荷解きのことを考えながら、使用頻度の低いものから始めましょう。
そして、荷解きの際は、必要な物が探し出せない、誤った場所に収納してしまう…。
といった問題が起こらないように気を付けましょう。

ぜひ効率的に荷造りを進めて、新居での生活を楽しんでください。

  • 荷造りは準備が大切。

  • 重いものは小さい段ボールに、軽いものは大きい段ボールにいれよう。

  • 荷造りは荷解きのことを考えながら、使用頻度の低いものから始めよう。