#暮らし・育児 | 2020.4.18
泥棒と鉢合わせ?!今すぐできる「空き巣」対策
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今、学校が休校中なの。
だから子どもが家にいるのだけど、この間「留守番中の子どもが、空き巣狙いの犯人と鉢合わせする」事件が相次いでいると聞いて心配だわ…。 -
実は、侵入窃盗の大半は窓から入ってきているのニャよ。
窓の侵入対策をしておくことが重要ニャ。
新聞によれば、新型ウイルスの影響で小中学校の臨時休校が続くなか、留守番中の子どもが、空き巣狙いの犯人と鉢合わせする事件が相次いでいます。
さらに、警察は「今後も同様の事件が起きるおそれがある」として、各家庭で防犯対策を進めるよう呼びかけているということです。
自分の子どもが、もし危ない目にって考えると、怖くてしかたありませんよね…。
そこで今回は、大事なご家族を守るため、今すぐできる「空き巣」対策をご紹介したいと思います。

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目次
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住宅への侵入経路第1位は「窓」
サブロックまで忘れずに施錠
侵入口として最も多いのが、「窓」です。
侵入者はドライバーなどで窓ガラスを破り、手を差し込んでクレセント錠を外して侵入します。
泥棒が侵入を諦めるまで5分が目安
侵入に時間をかけさせることがポイント
侵入に手間取り、5分かかると侵入者の約7割はあきらめ、10分以上かかると侵入者のほとんどはあきらめるといいます。
つまり、「いかにして侵入に時間をかけさせるか」が、侵入されるかどうかの大きなポイントになります。
窓をツーロックする
「サブロック」も必ず施錠する
窓をツーロックにすることは警視庁からも推奨されています。
人が入れる大きさの引き違い窓や掃き出し窓は、ガラスを一箇所割っただけでは入れないように、「サブロック」も必ずかけるようにしてください。
侵入者がサブロックを開けようとすると、さらにガラスを割らなければいけなくなるため、防犯に大きな効果的です。
ちなみに、サブロックのない窓であってもホームセンターで補助錠は販売されています。
シャッターを閉めるとき
シャッターは完全に閉じる
手動シャッターは完全に閉じることで座板(ザイタ)に設置された錠が自動施錠されますので、夜間や外出時にシャッターを閉めるときは、最後まで閉めるようにしてください。
一番多いのは『無締り』
在宅時でも鍵はかけること
ガラス破りより多いのが『無締り』です。
在宅時でも、玄関や窓は鍵をかけるようにしてください。
また、鍵を玄関先の植木鉢の下やポストに隠して外出するのも、侵入者が見ているため危険だそうですが、玄関ドアがリモコンやカードキーで開錠できるオートロック機能の付いたものであれば、「うっかりして、忘れていた」ということは防止できますね。
ソフト面での対策
基本的に空き巣は人のいる家に入ってこない
空き巣は基本的に人がいる家には入ってこないので、「テレビをつけるなど生活音を出し、人の気配を感じさせて侵入を諦めさせる」ことが有効なようです。
また、不審者が侵入してきた場合はどこに隠れるかなど、親子で事前に話し合うよう警察は推奨しています。
犯罪から家族の安全や財産を守るために
ご担当の設計士にご相談ください
犯罪から家族の安全や財産を守るために、比較的すぐにできることをご紹介させていただきました。
万が一、被害にあうと、財産はもちろんのこと「侵入された」という不安感を抱えてしまうことになります。
シャッターがある掃き出し窓や引き違い窓以外は、人が入れないような窓のサイズにするなど対策はありますので、現在、家づくりをしているけど不安があるという方は、ご担当の設計士までご相談くださいませ。

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侵入口として最も多いのが「窓」なので、サブロックも必ずかけるように。
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基本的に空き巣は人のいる家に入ってこないので、人の気配を感じさせて侵入を諦めさせる。
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家づくりをしているけど不安があるという方は、担当の設計士に相談。