#家づくり | 2019.7.27
住宅用火災警報器はなぜ設置義務があるの?どこに設置するの?
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『火災報知機』はどうしてつけるの?どこに設置するの?どうしてわたし家のキッチンにはないの??一番火を使うところなのに...?
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住宅用火災警報器を設置する部屋は、各市町村の火災予防条例で定められた場所に取り付ける必要があるニャ。
そして重要ニャのが!
全国共通で、『寝室』および『寝室がある階(寝室が避難階となる階にある場合は除く)の階段』には、原則として煙式を設置しなくてはならないニャ。
そう、重要なのは『就寝時』ニャ!今回は住宅用火災警報器について詳しく教えるニャ!

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目次
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なぜ、義務付けられたの?どこに設置するの?
なぜ、『就寝時』『寝室』なのか。
それは、住宅火災では、「逃げ遅れ」が原因で死亡するケースが非常に多く、なかでも寝ているときに犠牲になる危険性が高く、寝ている深夜の時間帯の火災発生件数は、日中の約3分の1なのに対し、死者数について見ると、なんと深夜の時間帯のほうが約2倍も多くなっているのです。
そのため、寝ている時に火災に気づくよう、「寝室」への住宅用火災警報器の設置が有効とされ『寝室』への設置が『義務化』されています。
また、『煙』は煙突となってしまう階段室を通じて上階へ広がることから、上階の部屋に煙が充満するより前に警報を発して避難を促すため、『階段』への設置も義務付けられています。
つまり、義務化がおこなわれているのは『寝室』が中心です。
もちろん、市町村によって義務化基準は違うので、設計士が設置箇所についてご案内をいたします。どうしてもキッチンの火の手が心配などの追加設置のご相談は、設計士打ち合わせの際、担当設計士までご相談ください。
火災警報器の種類があるのはなぜ?選び方は?
火災報知機には『煙』感知式と『熱』感知式の2種類がありますが、火災の発生を初期段階で検出できる「煙式」の設置が、すべての設置場所において基本となります。「熱式」は、台所など火災以外の調理中の煙や水蒸気で警報を発する恐れがある場合に設置をおすすめします。
注意!!
注)各市町村の火災予防条例により、
1)台所や居室などに取り付けが義務付けられている場合があります。
2)取付場所、取付位置(煙式、熱式)が定められています。
詳細については、泉北ホームの場合、設計士へご相談ください。もしくはお近くの消防署でもご相談できます。