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#研究会 | 2023.2.17
これからの屋根換気・壁通気を検討
住まいの屋根換気壁通気研究会の神戸理事長と近畿大学建築学部長・岩前先生ら3名にお越しいただき、これからの屋根換気・壁通気を検討しました。メインテーマは、ルーフバルコニー通気計画の確立についてです。
![](https://www.senbokuhome.co.jp/column/wp-content/uploads/2023/02/IMG_0972-1-1.jpg)
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目次
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住まいの屋根換気壁通気研究会とは
屋根換気と壁通気を研究し、 これからの住まいを考える団体
住まいの屋根換気壁通気研究会は、木造住宅の換気・壁通気に関する調査研究・交流を通じて、日本の木造建築の耐久性を向上することを目標に活動している一般社団法人です。
●役員
理事長
神戸睦史 株式会社ハウゼコ代表取締役社長
理事
坂本雄三 東京大学名誉教授 工学博士 前国立研究開発法人建築研究所 理事長
石川廣三 東海大学名誉教授 工学博士
岩前篤 近畿大学副学長 教授 博士(工学)
松尾和也 株式会社松尾設計室代表取締役
耐久性と通気・換気の関係
通気・換気で木材の腐朽を防止
木造住宅は、主に木材が腐朽し構造等が損傷することで劣化します。腐朽の大きな原因は、外皮から浸入した雨水や壁体内の結露水などが木材の水分量を増やし、乾燥せずに滞留することです。そのため、壁内の通気工法などを採用し、適切に水分や水蒸気を換気・通気をすることが木造住宅の耐久性に大きく関わります。
ルーフバルコニーは事故多発部位の一つ
基準や詳細な納まりがどこにも示されていない
ルーフバルコニーは、雨水を受ける過酷な環境です。結露発生リスクを抑えるために通気をとることが大切ですが、通気層を設けていない住宅は少なくありません。なぜなら、換気基準や詳細な納まりがどこにも示されていないためです。各社独自で検証・仕組みづくりが難しく、施工が面倒になることもあり、結露事故多発部位の一つとされています。
泉北ホームでは、専門家に相談して作成した仕組みで通気層をとり、結露発生リスクを抑えています。
これからの家づくりを考え続ける
今回は、これからの屋根換気・壁通気を検討しました。泉北ホームは、常にこれからの家づくりを考えて続けています。活動は「これからの研究」で定期的にご報告します。