研究活動 2024.05.24 2050 STANDARD HOUSE PROJECT

学びの回/開催 第3回目

本プロジェクトは、2050年に向けたスタンダード住宅づくりについて、「耐震・省エネ・健康・断熱」をキーワードに、20、30年後もそこで暮らす人々の健康や命を守れる可能性が高い性能を持ち得るように、ともに考え、学び、情報共有していくことを目的としています。第3回目は、本プロジェクト参加企業の1社より自社の性能向上に向けた取り組みや事例紹介をしていただきました。他社情報のため、詳しくは掲載はできませんが他社の取り組みを知ることは、大きな刺激となりました。

泉北ホームの性能向上への取り組み

泉北ホームでは2023年11月、HEAT20 G3・断熱等級7をクリアした「+℃ermo7G(プラスサーモセブンジー)」の発売を開始しました。必要最低限のエネルギーで、家中快適な室温を実現する、快適性と省エネ性の両立をかなえた商品です。住宅の省エネ性能を向上させることで、一人あたりの温室効果ガスの排出量は大幅に削減され、快適に暮らしながらも環境負荷の少ない暮らしを継続することができます。

「+℃ermo7G」の商品開発においてはプロジェクトチームを立ち上げ、各部署から選抜されたメンバーで理論を実務レベルに落とし込むまで、幾度も話し合い・検証を重ね、半年以上の時間をかけて商品化を実現しました。さらにお客様へ高断熱・高気密住宅が今の暮らしをどう変えることができるのか、どんな付加価値があるのか、という伝え方まで、社内の販促・広報チームも加わり決定していきました。お客様が実際の価値を感じられるのは暮らし始めてからですが、それまでにいかに価値を感じていただけるか、そこをしっかりと伝えるのも私たちハウスメーカーの責任だと考えています。

※記事は2024/5/24現在の情報です。ご確認のタイミングによっては情報が更新されている場合がございます。

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