家づくり
2021.05.11
ウイルスに負けない家づくりのコツ
新しく家を建てたいんだけど、今ってすごく新型コロナウイルスが流行しているからそういう対策もしたいんだ。
でも具体的に感染症の対策も備えた家ってどうつくればいいのかな?
新型コロナウイルスの流行により、間取りのニーズの変化や、住宅設備の選び方など家づくりにおいても、さまざまな変化が起きているニャね。
お問い合わせの多いウイルス対策になる間取りや住宅設備を紹介するニャよ。
たとえ今後、また別のウイルスが流行しても対策になるかもニャ。
新型コロナウイルスが流行し、手を洗う機会が増えた、テレワークが増えた、ネットショッピングが増えたなど皆さまの中で生活の変化はありましたか?
「具体的にどういう家を建てれば対策できるんだろう」など不安な点も多々あると思います。
そこで今回は、感染症対策にもなって、新型コロナウイルスの終息後も暮らしやすい家づくりのためのポイントをご紹介します。
床を清潔な状態に
抗菌·抗ウイルス加工が施されたフローリング
日本人は文化的に床で生活することが多く、特に赤ちゃんや幼児は床で過ごす時間が多いですよね。
ただ、外出時に付着したウイルスは、最終的に床に落ちてきてしまいます。
そこで感染症対策として役立つ、抗ウイルスのフローリング・床材が注目されています。
フローリング・床材を抗ウイルス仕様にすることで、床を清潔な状態に保つことができるので、ウイルス対策に役立ちます。
タッチレス水栓を家庭に
新しい生活様式を支える、触れない安心
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、手指の衛生に対する意識がかつてないほど高まっています。
水栓からクラスター感染が発生したという報道もありました。
そこで、ハンドル操作なしで手洗いができるタッチレス水栓が、これからの生活に安心を提供する製品として注目を集めています。
導入されるご家庭も増えてきており、感染症対策にぴったりの設備です。
玄関を開けたら、すぐ手洗い
菌の持込みを防ぐ、玄関近くの洗面台
外出から戻った際、玄関近くに洗面台を設置する間取りが増えてきています。
というのも、玄関近くに手洗い場を設けることで、室内のどこにも触らずに手を洗うことができ、家へウイルスを持ち込まないようにすることができるからです。
また感染症対策以外にも、子供たちが「外から帰ったら手を洗う」という行為が自然と身につくといった利点もあり、様々なメリットを生み出せます。
玄関収納をフル活用
アウターやかばんのスペースを玄関に
玄関にシューズクロークのスペースを広く取り、アウターや鞄、大きな荷物などの置き場所をつくることでウイルスを室内へ持ち込んでしまうことを防ぎます。
ウイルス対策としてではなく、花粉症対策などにもぴったりの間取りのため、新型コロナウイルス終息後も活用できますね。
誰にも邪魔されないワークスペースを
テレワークやリモートワークに対応できる部屋作り
国がリモートワークやテレワークを推進していることもあり、在宅勤務が増えていますが、それに伴って家の中にワークスペースをつくる人が増えています。
リビングにスペースを設けたり、1~3帖程度の書斎を設けることで、快適に作業に取り組む場所を作ることができます。
仕事以外にも、子どもの学習スペースや趣味のスペースとしても活用することができ、さまざまな作業の効率アップにぴったりの間取りです。
ショッピングも非対面へ
宅配ボックスの設置
新型コロナウイルスの影響で、なるべく他人と接触しない生活を余儀なくされています。
そんな中インターネットショッピングをする機会が増え、荷物受け取り時の配達員との接触を不安に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんなときにぴったりな対策が宅配ボックスの設置です。
宅配ボックスを設置することにより、自宅にいながら非対面で荷物を受け取ることができるので、感染拡大を防ぐことができることや、買い物に出かける負担を減らすことができます。
機械式、電気式などさまざまな種類の宅配ボックスがあるので、ぜひ一度ご覧になってみてください。
使うたび除菌
トイレが自動で、便器やノズルを除菌
タッチレスで使用できるトイレ「ネオレスト」は、使う人の動きに合わせて、さまざまな機能が自動で作動します。そのため、手が触れることによるウイルスの付着を防ぎます。
トイレに入るときから出るときまで、面倒な操作を行うことなく快適に使用できます。
また、便器内の目に見えない「菌」を除菌し、
トイレ空間の気になるニオイまで自動で抑えてくれるため、生活のストレスを軽減してくれます。
感染症は、すぐそこに
家に菌を持ち込まないことが大切
感染症対策として、間取りや住宅設備を紹介してきました。
どんなに予防しても、外出時にウイルスが付着する可能性を「0」にすることはできません。
外から帰宅するときは、自分にウイルスが付着してしまっていると考え、家の中へに菌を持ち込まないようにすることを心がけましょう。
外出時にウイルスが付着する可能性を「0」にすることはできない
外出時に付着したウイルスを家の中に持ち込まないようにしよう
常に予防の意識を持つことが大切