ぼくらの家ラボ

暮らし・育児

2021.08.07

台風や集中豪雨に備えて

最近、台風や豪雨のニュースが多くて怖いよ~

人の生活と自然災害は、切っても切れない関係だニャ。
水害は予測ができるから、事前に準備しておくことが重要だニャ。

台風・集中豪雨などの水害がニュースでたびたび報じられていますが、観測史上最大など記録的な災害となるケースも少なくありません。
今回はそんな水害に伴う対策についてご紹介します。
水害は、地震などの災害に比べるとある程度事前予測が可能な災害の一つですので、事前に備えをしておきましょう。

近年の水害被害

大規模水害

2018年7月 西日本豪雨 死者200人越え、100人越えは平成に入って初
2018年9月 台風21号 近畿地方を直撃 支払保険金の額1兆円越え、関空の連絡橋にタンカー激突
2019年8月 九州北部豪雨
2019年9月 台風15号 関東に上陸したものとしては観測史上最強クラス ゴルフ場の鉄柱が住宅に直撃
2020年7月 令和2年7月豪雨 熊本県を中心に発生した集中豪雨

など毎年のように大規模水害が発生しています。

家を建てる前に必ず確認、『ハザードマップ』

地図にまとめる重要性

ハザードマップとは、ある災害が起きた際に危険と思われる箇所や避難所などを地図にまとめたものです。
2020年8月より不動産取引時に水害ハザードマップの説明が義務化されました。
水害には大きく分けて内水氾濫、洪水(外水氾濫)、津波などがあります。
内水氾濫とは、雨が排水しきれずに水路や下水施設よりあふれてくること。
観測史上最大の雨量と同様の雨が降った想定となります。

洪水(外水氾濫)とは堤防の決壊や、水があふれることにより河川の水が氾濫すること。
200年に一度の大雨を想定しています。

津波は地震発生時に起こる津波です。千年に一度起こるクラスの地震が起きた際の想定です。

家や家族を災害から守るために

被害を想定しよう

大事なことは計画する土地が、浸水被害をどの程度受ける想定になっているか確認することです。
被害を想定することで、対策方法もおのずと見えてきます。

家づくりで出来る対策方法

想像以上に多い水害

総務省の統計データによると、大阪府下の2006年~2016年に起きた水害の被災家屋は約3 万件あり、その中で、床上浸水は約1割で、ほとんどは床下浸水で9割ほどです。

高低差のないところで家を建てる際に床上浸水の目安は50㎝以上となりますが、床下浸水と床上浸水ではその後の対策方法が大きく違います。
まずは、内水氾濫で床上浸水しないように建物の建てる高さや基礎を調整することをお勧めします。
洪水時もこの対策でかなりの範囲の方が床上=生活空間に水が入ってくることを防ぐことが可能ですが、実際の家づくりにおいて検討されていない建築業者さんが大半なのが現状です。

さらに大きな被害(1級河川が氾濫等)が想定される場合は、避難所までの安全なルートを事前に確認しておき、前もって早めに避難しましょう。

家づくりでのさらなる対策方法

床下浸水を防ぐ

床下浸水程度の水でも床下浸水した後に放置しておくと、湿気からカビやシロアリの被害にあう可能性がありますので、きっちり水を抜いて基礎を乾燥させましょう。
そこで、床下浸水も防ぐために対策方法があります。

① 道路面高さよりも少し高く家を計画する。
② 基礎の外周部の立上りに通気口を設けない。
③ 基礎のジョイント部分に止水プレートを施工する。
④ エコキュートなどの外部給湯器は設置位置を上げる
等など

50㎝程度の浸水被害は、建築工事での対応で対策は十分可能です。
詳しくは、建築業者の担当者の方に相談しましょう。

普段の生活での備え

家族と話し合おう

ローリングストックをしながら最低限の防災グッズは普段の生活時に備えておきましょう。
目安は3日分ですので、3人家族で必要な水の目安は27Lとなります。
保存食、飲料水、ウエットタオル、カセットボンベ、乾電池などは無くならないように、買い足して備えておきましょう。
もう一つ大事なことは、家族との安否の確認方法について話し合っておきましょう。

  • まずは、内水氾濫で床上浸水しないように対策を考えましょう。

  • さらに、床下浸水も防ぐために対策をしましょう。

  • ローリングストックや有事の際の行動を家族と話し合っておきましょう。

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