土地
2020.05.28
土地の相場って、どうやって調べるの?
最近、注文住宅を建てるための土地を探してて…。
でも、相場感が分からないから、ネットで見つけた土地が、相場より高いのか安いのか分からないよ。
高く買って損はしたくないし…。
日用品とか普段買うものなら、高いか安いかって分かるけど、土地って普通は、何度も買うものじゃないから分からないニャよね。
まずは、「実勢価格」と「公示価格」を調べることをおすすめするニャ。
土地探しからの家づくりって分からないことだらけで大変!
ただ、「相場より高値で買って、損をしたくないっ!」とは誰しもが考えることだと思います。
でも、探している地域の土地をネットで見つけても、適正価格なのか正直なところ分からないですよね?
そこで、今回は土地相場の調べ方についてご紹介したいと思います。
土地価格には4種類ある
実際に関係するのは「実勢価格(時価)」「公示価格(基準地価)」
土地は一物四価といって「実勢価格(時価)」「公示価格(基準地価)」「相続税路線価」「固定資産税評価額」の4種類もの価格が存在します。
4種類もあるって、何だかややこしいですよね?
ただ、「相続税路線価」「固定資産税評価額」については、土地取引や土地にかかる税金の評価のための価格です。
そのため、実際の土地の購入に関係してくるのは「実勢価格(時価)」「公示価格(基準地価)」になります。
土地価格を調べる方法①
国土交通省のサイトで調べる
国土交通省の「土地総合情報システム」は、実際に取引された不動産の価格について知りたい時に役立つデータベースです。
ここでは、地価公示・地価調査・取引価格を調べることができ、実際の取引価格の検索もできます。
土地価格を調べる方法②
不動産情報サイトで調べる
国土交通省のサイトだと、サイトの見方や使い方が、ちょっと難しいと感じる方もいらっしゃると思います。
大手不動産情報サイトは見やすいので、そちらを見るのも「アリ」です。
ただ、実勢価格ではなく、売主の「希望販売価格」が掲載されていますので、同じ条件で同じ場所なのに、価格が違うことがありますので、ご注意ください。
大体の価格を知りたいときには、おすすめですよ。
売主側の希望販売価格について
売主側の事情で価格は変動する
例えば、売主側の事情で、希望の販売価格は変わります。
何か事情があって「すぐにでも売りたい」という方は、価格を安く設定しますし、「今すぐ売れなくてもいいから、少しでも高値で売りたい」という方は高めに設定されます。
相場より安い土地はあるの?
市場に出回ることはほぼない
相場より安い土地は、市場に出る前に業者が買っているケースがほとんどです。
そのため、一般の方が取引される市場に出回ることは、ほぼありません。
いつまでも待っているよりも、お早めにご相談いただいた方が、条件に合った土地が見つかることもありますよ。
気に入った土地が見つかった
まずは建てたい家が建てられるかどうか確認
気に入った土地があっても、ちょっと待ってください。
法律や土地の状態によって、建てたい家が建てられない可能性がありますし、思いがけない費用が発生することは往々にしてあります。
希望の家が建てられるかどうか、家を建てたい会社で必ず確認してくださいね。
特に、社内に不動産専門の部署や担当者がいる会社でしたら、土地探しから家づくりまで、ワンストップでできるのでスムーズですし、住み替えのタイミングも合わせやすいです。
もう何から手をつけていいか分からない
土地のプロにご相談ください
いかがでしたのでしょうか?
失敗しない土地探しの参考になれば幸いです。
「もう何から手をつけていいか分からない」「正直、どうやって土地を探せばいいかわからない」という方は、まずはプロにご相談くださいませ。
相場を知り尽くした土地のプロが、お客様の家づくりをサポートします。
土地の購入に関係するのは「実勢価格(時価)」「公示価格(基準地価)」。
国土交通省や大手不動産サイトを見るのもおすすめ。
もう何から手をつけていいか分からないという方は、土地のプロにご相談ください。