各居室に2か所の出入口を設置。動線に配慮した平屋

片流れの大屋根と黒い外壁が組み合わされ、シンプルでスタイリッシュな印象を与える外観です。ご家族やご友人が遊びに来られた際にも便利なように、4台分のカースペースが確保されています。また、屋根付きのカースペースは、雨の日でも傘を差さずに車への乗り降りができ、荷物の積み下ろしもスムーズに行えるように考慮されています。

玄関ホールの引き戸を開けると、天井高約2.6m、約20畳の広々としたLDKが広がります。設計担当者からの提案で廊下をなくし、リビングを広げるプランに変更したことで、開放感と使いやすさを両立させました。さらに、2部屋の洋室と玄関ホールへの出入口も設けられ、家全体の動線がスムーズになっています。

落ち着いた雰囲気に仕上げられたリビングダイニングには、テレビボードなどに使える造り付けの棚が設けられ、その背面の壁にはアクセントクロスが採用されています。インテリアコーディネーターとの相談を通じて、「自分では気づかない提案をしてもらい、とても助かりました」とT様からの感謝の声をいただいています。

上部の収納棚を設けず、オープンなデザインに仕上げたキッチンです。対面キッチンは手元が隠れるデザインとなっており、収納もできるカウンターキッチンを採用しました。リビング側のカウンター内も収納スペースとして活用でき、機能性とデザイン性を両立させています。

10畳の洋室には、衣類だけでなく大きな荷物も収納できるウォークインクローゼットと書斎が設置されています。洗面所とLDKへの出入りもスムーズにできる動線が確保されており、朝の身支度や生活の動線が快適に保たれています。

洋室の一角に設けられた窓のある書斎は、壁でゆるやかに仕切られつつも開放感を保っています。デスク前にはアクセントクロスを採用することで、洋室とは異なる雰囲気で仕事に集中できる空間が作られています。

玄関収納や廊下の物入れには扉をつけず、広く利用できるように設計された玄関ホール。洗面所・脱衣室・LDKへの出入りがスムーズにできる動線が最優先に考えられ、家族全員が快適に過ごせる空間が実現されています。

浴室・脱衣室・洗面所が一直線に配置されており、使い勝手が良く安全性にも配慮されています。浴室の扉には引き戸が採用され、開閉がしやすく、空間を広く使用できる設計となっています。洗面所はウォークインクローゼットのある洋室に隣接しているため、乾燥した衣類をすぐにしまうことができます。