#間取り | 2021.5.5
新しい家で収納問題はなぜ起こる?
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新しい家を建てることが決まったの!
広くなるし、モノもいっぱい収まるはずだから、キレイに暮らせそう! -
果たして大丈夫かニャ?
家を建てた人に実施したアンケートでさえも、収納スペースに不満を持っている人が多いことがわかっているんだニャ。
ただ収納をつくればいいと思っている人も多いのだけど、そうではなくモノの量を把握して、奥行きを測り、使う場所を決めることが収納のコツなのニャ。
せっかく新しい家を建てたのに、
家族全員のモノがリビングに集まってくつろげない…
カウンターの上にモノが溢れている…
収納の奥になにがあるのか見えない…
収納を作ったはいいもののうまく使えてない…
「これじゃあ、引っ越す前と変わりない!」
…実はそんな声って意外と多いのです。
なぜ片付けても片付けても散らかってしまうのでしょうか?
そこで今回は、収納問題についてご紹介したいと思います。

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目次
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自宅で不満があるスペック第1位が「収納スペース」
実は家を建てた人でさえも、収納問題が根本的に解決していないことが多い
ある不動産サイトが行った『住まいの満足度調査』では、自宅で不満があるスペックの1位が「収納スペース」となっています。
実は家を建てた人でさえも、収納問題が根本的に解決していないことが多いのです。
「とにかく収納スペースを設ければ大丈夫!」と思っていると後悔のタネになるかもしれません。
では収納に関して具体的にどんな悩みが多いか、そしてその解決策を紹介していきますね。
家族全員のモノが集まってくつろげない…
使う場所に使うモノを収められる大きなリビング収納
リビングは家族全員が集まることもあり、特にモノが散らかりやすい場所です。
自然と見える場所にモノが散乱していってしまいます…。
収納のコツは「使う場所に使うモノを使いやすく収めること」です。
リビングに大きなリビング収納をつくって子どものおもちゃや掃除機など、リビングで散らかるモノは、まとめてここに収納しましょう。
カウンターの上にモノが溢れている…
使い勝手のいい奥行きの浅いパントリーをつくる
キッチンのカウンターの上は保存食品・瓶類・調味料などのモノが多く、散らかりやすい場所です。
量販店でもまとめ買いできるようにパントリーを活用しましょう。
ここで注意しておきたいポイントですが、収納の奥行きが深すぎると食品が奥に埋もれてしまい、いつのまにか腐ってしまう事もあります。
中のモノが見えやすく、出し入れがラクになるような奥行にすることで使い勝手が良くなります。
収納の奥になにがあるのか見えない…
モノの大きさと量に合わせた収納をつくる
家にあるモノの大きさと量を見誤ると、せっかく作った収納が埋まりモノであふれてしまい、居住空間まで侵食してしまいます…。
収納スペースがあっても、奥の方にモノが埋まっていると探し出すのに苦労してしまします。
モノの大きさと量に合わせた収納を作ることが大切です。
収納をつくったはいいもののうまく使えてない…
上の空間まで活用できる棚をつくる。
収納スペースをただつくるだけで満足してはいけません。
空間を有効利用しないとせっかくの収納も100%の力を発揮できません。
棚を設置することで、デッドスペースを作らず、しっかり上部まで空間を有効活用できます。
だからこそ、家にあるすべてのモノの量を知る。
収納問題解決の第一歩 “モノのリスト化”
収納問題の多くは、モノの量に対してきちんとしたサイズの収納を取れていないことが原因です。
ただ収納をつくればいいというわけではありません。
モノの量を把握して、奥行きを測り、使う場所を決めることが収納のコツです。
そのために、家にあるすべてのモノを知ることが収納問題解決の第一歩となります。
まずは家にあるすべてのモノの量を把握し、必要な収納のサイズを知ることから始めてみましょう。
リスト化すると、意外とモノが多いことがわかりますよ。
ぜひやってみていただき、収納上手な家を目指してみてください。

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自宅で不満があるスペック第1位が「収納スペース」
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モノの量を把握して、奥行きを測り、使う場所を決めることが収納のコツ。
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家にあるすべてのモノの量を把握し、必要な収納のサイズを知ることが第一歩。