研究活動 2023.06.13 研究会

株式会社ハウゼコの工場で実験

住まいの屋根換気壁通気研究会の神戸理事長が経営する、株式会社ハウゼコの加西工場へルーフバルコニーの通気計画の検討と工場の見学へ伺いました。近畿大学副学長・岩前教授と学生3名もご一緒しました。

住まいの屋根換気壁通気研究会とは

屋根換気と壁通気を研究し、これからの住まいを考える団体

住まいの屋根換気壁通気研究会は、木造住宅の換気・壁通気に関する調査研究・交流を通じて、日本の木造建築の耐久性を向上することを目標に活動している一般社団法人です。
住宅の換気部材を製造する株式会社ハウゼコの神戸代表取締役社長が理事長を務めています。

●役員
理事長
神戸睦史 株式会社ハウゼコ代表取締役社長
理事
坂本雄三 東京大学名誉教授 工学博士 前国立研究開発法人建築研究所 理事長
石川廣三 東海大学名誉教授 工学博士
岩前篤 近畿大学副学長 教授 博士(工学)
松尾和也 株式会社松尾設計室代表取締役

ルーフバルコニー換気の実験をスタート

換気基準や詳細な納まりの検討を開始

神戸理事長と岩前教授との以前の打ち合わせでは、ルーフバルコニーの換気基準や詳細な納まりが示されておらず、各社独自の方法で施工していることが住宅業界の課題として挙がりました。

今回、実証実験で耐久性を検討していただけることが決定したため、実験場所となるハウゼコの加西工業に伺いました。
換気ありとなしなど複数の試験体を用意し、実際のルーフバルコニーと同様の環境を用意して温湿度や含水率を測定することで、耐久性を検討していきます。

ハウゼコの工場も見学

研究開発も含めた99%が自社生産

工場見学では、自社工場で一貫生産体制を行い内製化率99%を達成されている技術を目の当たりにしました。管理が行き届くので、品質にばらつきが生じにくいことがメリットのひとつです。高品質な住宅換気部材は自社生産で実現されていました。

これからの家づくりを考え続ける

泉北ホームでは、耐久性への追及を行い続け、家づくりに向き合っています。安心安全なお家をお届けするために、これからも研究を続けて参ります。

※記事は2023/6/13現在の情報です。ご確認のタイミングによっては情報が更新されている場合がございます。

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