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#インタビュー   |  2026.10.27

井上大工が語る、精度を上げ続ける仕事の流儀

  • 井上 剛史

    泉北ホーム専属大工・建設ジュニアマスター

    井上 剛史

    プロフィール

    建て方工事から内装の造作工事までを一貫して担当。国家資格「枠組壁建築技能士」取得。2025年度「優秀フレーマー賞(一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会顕彰)」受賞。2026年度「建設ジュニアマスター(国土交通省 不動産・建設経済局長顕彰)」受賞。

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    プロフィール
井上 剛史

泉北ホーム専属大工・建設ジュニアマスター

井上 剛史

建て方工事から内装の造作工事までを一貫して担当。国家資格「枠組壁建築技能士」取得。2025年度「優秀フレーマー賞(一般社団法人日本ツーバイフォー建築協会顕彰)」受賞。2026年度「建設ジュニアマスター(国土交通省 不動産・建設経済局長顕彰)」受賞。

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2025年度に優秀フレーマー賞を受賞された井上大工が、2026年度 建設ジュニアマスターに輝きました。仕事のパートナーでもある奥様にも立ち会っていただき、和気あいあいとした雰囲気の中で、受賞への思い、現場でのこだわり、これから泉北ホームで家を建てられる方への想いを伺いました。

受賞と挑戦

受賞の実感

今回の受賞を聞いたとき、前回の優秀フレーマー賞のときと何が違いましたか? 授賞式で全国の受賞者を見て、どう感じましたか?

井上大工

最初に受賞の知らせを聞いたときは、正直ピンときませんでした。でも授賞式に参加してみると、思っていたより規模が大きく、たくさんの方が集まっていて、そこでやっと、すごい賞をいただいたんだなと実感しました。

受賞をめざして実績を積み重ねてこられたのでしょうか。それとも、仕事の積み重ねの結果として受賞がついてきたのでしょうか?

井上大工

どちらかといえば後者です。仕事の積み重ね、実績が受賞につながったのかなと思います。ジュニアマスターの先には建設マスターもあり、業界への貢献や後輩の指導なども求められるため、取得には時間が必要だと聞いています。ただ、今の自分には、まだ建設マスターを目指そうという気持ちは正直ありません。賞や資格をとることが目的ではなく、日々の仕事の精度と効率を上げて、いい家を建てることが、私の仕事の目的でありやりがいだからです。

受賞までの歩みと会社のサポート

優秀フレーマー賞からジュニアマスターまで、どんなことを積み重ねてきましたか? 会社からはどんな支援がありましたか?

井上大工

支援というか、もうすべて泉北ホームがやってくれたといっても過言ではないと思います。本当に感謝しています。会社が組んでくれたスケジュールに沿って、応募に必要な資格をとるための講習を受けたりしながら進めることができました。

ほかの大工さんが「自分も賞を目指したい」と思ったら、最初の一歩は何だと思いますか? 実際の行動や心得を教えてください。

井上大工

まずは枠組壁建築技能士(枠組み大工)の資格を取得することです。若いうちにぜひ取得しておいたほうがいいと思います。学科試験対策としては、過去問を解くことです。普段の仕事の中では知り得ない知識も試験では必要になるので、対策は欠かせません。私は1度目は勉強をせずに受けて落ちてしまったので、2度目は過去問をとにかくたくさん解いて受験しました。それが合格できた秘訣だと思います。

現場での仕事とこだわり

建て方・造作の進め方

建て方(上棟)の仕事で気をつけていることは何ですか?

井上大工

安全面には特に気をつけています。1日の最初に、その日にやることのスケジュールを立てて取り組みます。入り時間は特に決めていませんが、やるべきことをその日の予定どおりに終わらせることを大事にしています。材料が届くタイミングなども考えてスケジュールを組んでいます。雨天時は養生が必要になるので、天候も常に気にして見ています。

建て方から内装まで通して担当する大工だからこその、仕事のこだわりはありますか?

井上大工

どちらもやるからこそ、外ばかりを気にしていたら中がガタガタになって、造作に支障が出ることがわかっています。だから外も中も両方を見て、どちらにも気を使いながら施工しています。家はひとりで建てているものではないので、次に施工する人のことも考えて仕事をしています。建て方も造作もやるからこそ、人よりこの視点に立って仕事ができているのかなと思います。

技量とこだわり

工程の中で、ご自身の技量が最も発揮できると思うのはどんなところですか?

井上大工

フロアの貼り方ですね。貼り始める前に、完成したときの見え方を想像して割り付けることを意識しています。フロア貼りは施工技術だけでなく、材料の選び方と視線設計で仕上がりが大きく変わります。空間認識能力の高さが求められる作業かなと思います。

井上大工は空間認識能力が高い人が得意と言われるUFOキャッチャーは下手くそなのだとか。奥様談です(笑)

完成すると見えなくなる部分で、「ここだけは譲れない」という技やこだわりはありますか?

井上大工

見えなくなる部分こそ、精度を上げたいと思っています。大工を始めたときから心がけていることです。あとから変えることができない部分だからこそ、ここに手をかけることで、自分自身いい仕事をしていると実感できます。泉北ホームから求められる基準も高いですが、自分はさらにその上をいこうと思って、いつも仕事をしています。

お施主様が現場に来られたとき、「ここを見てほしい」と思う場所はどこですか?

井上大工

泉北ホームの性能の高さがわかる部分、たとえば断熱材を見てほしいです。お客様は営業担当から説明を受けているので、断熱材についてもよく知ったうえで見に来られていると思います。お施主様が来られて質問をされたときも、自信をもって答えられる性能の高さが泉北ホームだと思います。

道具と工夫

愛用している道具や、ご自身なりの工夫はありますか?

井上大工

道具に特にこだわるほうではないのですが、最近はコードレス化を進めています。この電動マルノコもそのひとつです。コードレスで、しかも掃除機につなげているので、木材をカットしたときに出る木の粉が舞い上がらず、とても重宝しています。

確かに、床も作業台の上もとてもキレイですね。

井上大工

仕事を効率よく進めるには、現場の清掃・整理整頓が欠かせません。安全面にもつながる、とても大事なことで、若手大工にも必ず指導しています。仕事を効率よく進めたければ、まずこれしかないと思います。時間に余裕を持たせられるからこそ、丁寧な仕事ができると思っています。

仲間とともに、これから

大工同士のつながり

泉北ホームの大工同士で、技を見せ合ったり教え合ったりする場面はありますか?

井上大工

仕様が変更されたときなどは、大工間で情報共有をしています。納まりや施工方法についても情報交換しますね。モデルハウス建築の際には他の大工と一緒に仕事をするので、そこで交流を深めることが多いです。プライベートで食事にいく仲間もできました。

若手大工に、井上大工からアドバイスするとしたら何でしょうか?

井上大工

作業しているところを見て、もっとこうしたら効率よくできる、二度手間を防げる、と思うところは積極的に伝えています。そして、繰り返しになりますが現場の清掃・整理整頓です。ひとつの作業が終わったら、というより、作業をしながら片付けているような感覚ですね。料理上手な人が、料理が完成したときには調理道具も片付いている、そんなイメージです。

奥様

料理するときは散らかっているけど…(笑)

これからの挑戦

これから挑戦したいことは何ですか? 前回の目標「精度をさらに上げる」から変わりましたか?

井上大工

精度を上げる、は変わらず目標として置いています。いくら仕事のスピードが速くなっても、施工が雑なら意味がありません。丁寧に仕事をすることは、目標というよりポリシーとして持っています。

ほかには、仕様変更に対して柔軟に対応できるようにしています。仕様や材料の変更は多く、覚えた施工方法を調整し直すこともありますが、変更の理由は会社から説明があり、納得できる場合が多いです。

これから泉北ホームで家を建てるお客様へ

これから泉北ホームで家を建てるお客様へ、ひと言お願いします。

井上大工

泉北ホームは、会社として信頼できる会社だと思います。関わるすべての人が、向上心をもって仕事に取り組んでいることがわかります。大工にも年2回のマナー会議があり、そこにも泉北ホームらしさが出ていると思います。家の性能に関しても、耐震性、断熱性、気密性ともにレベルが高いです。他社があまりやらない二重屋根も、建てている途中で夏の暑さが和らぐのを感じられます。

また、建てた後のサポートもしっかりされていると思います。自分はあまり手直しに呼ばれることはないのですが(自慢です(笑))、万が一なにか不具合があれば、監督、大工が出向いて対応しますので、その点でも安心していただけると思います。

「賞や資格をとることが目的ではない」と語る井上大工。見えなくなる部分にこそ手をかけ、次に施工する人のことを思いながら、日々の仕事の精度を磨き続けています。井上大工の丁寧な仕事とともに、泉北ホームもこれからより良い家づくりを続けてまいります。

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